2010年09月05日
01V96 デジタルカスケードの方法
ネット上にあまり情報の無い01V96のデジタルカスケード接続について、この際なのでまとめます
2台のO1V96を準備します
物理的な接続は
・ADAT光ケーブル
・MIDIケーブル
を使用します
理屈的には
スレーブ機で必要な信号をADATで送ってやり、
マスター機でその信号を受け取る
というものです。意外と単純
↑ スレーブ機 ADAT OUTへ接続
↑ マスター機 ADAT INへ接続
■スレーブ機の設定
スレーブ機はとにかくADATで必要な信号を出力します
ここでの例では
・モニター用信号(AUX1~4) → ADAT 1~4へ出力
・SOLO用信号(L/R) → ADAT 5~6へ出力
・マスターアウト信号(L/R) → ADAT 7~8へ出力
↑ スレーブ機のOUT PATCH設定例
■マスター機の設定
マスター機はスレーブ機から受け取ったADAT信号をCASCADE INで受け取ります
・AUX1~4 を ADAT 1~4 に設定
・SOLO を ADAT 5・6 に設定
・STEREO を ADAT 7・8 に設定
↑ マスター機のCASCADE INの設定例
・忘れてはいけないのが、CASCADE IN画面にあるATTENUATIONの設定
#ここでONにしないとマスター機が信号を受け取りません
↑ ATTENUATION の設定例 必要な入力をONにします
これで、スレーブ機の入力信号がマスター機にパッチされます
スレーブ機にマイクを接続し、「はーはー」すると、マスター機で受け取っている事が確認できると思います。
#私はここで、光ケーブルの不調で?になりました。
#うまくいかない場合は物理層も確認してみましょう
ちなみに私は、設定しながら信号確認の為「はーはー」言い続けるのはやりにくいので、
激安べリンガーのケーブルチェッカー兼テストトーン発生器を使用しました
BEHRINGER CT-100 ケーブルチェッカー 某激安店にて¥3,500なり
安っ
ひとつは持っておくべきです。
自作ケーブルのチェック作業だけでなく、出先での回線チェックにも便利です。
仕事とは言え、出先で、しょっちゅう「はーはー」言ってると変態に思われるかもしらんし(?)
■MIDI接続も
で、デジタルカスケード時にMIDIでお互いに接続すると
モニターへの切り替えとかで使う
FADER MODEの切り替えも2台同時に動きます
あと、シーンメモリーも2台同時です
#ライブリハ後のメモリーストア時に1回の操作で2台に同時に保存されて便利です
スレーブ機 OUT → IN マスター機
IN → OUT
こんな感じで普通に接続
これだけでは動きません
設定が必要です
↑ DIO/SETUP で、CASCADE LINK の項目をMIDIに変更
これで、2台がリンク完了です!!
@@おまけ@@
私は、元々旧O1Vインタフェースに慣れていた為、
AUX1~4がモニタとして操作しています
ところが、O1V96の場合はAUX1~4がOMNI OUT(モニタ)とEFFECT両方が割り当てられているみたいです。
しかも、EFFECTボタンがO1V96はひとつです(旧O1Vは2個あります)
という訳で少しでもO1Vライクな操作性にしたいので、
AUX1-4 を OMNIOUT(モニタ)
AUX5-8 を EFFECTとして
↑こんな感じ
デジタル卓は操作に慣れておかないと本番時のトラブルが恐ろしいので、しっかりと予習しときます
STUDIO MANAGER O1V96EDITOR用のファイルも置いておきます
マスター機とスレーブ機両方に対応している(はず)です
参考にどうぞ
▽ダウンロードページへ
※このファイルを使用した結果、いかなる損失があった場合も当方は責任を持ちませんm(_ _)m
01V96の新品格安購入はコチラ
↓
2台のO1V96を準備します
物理的な接続は
・ADAT光ケーブル
・MIDIケーブル
を使用します
理屈的には
スレーブ機で必要な信号をADATで送ってやり、
マスター機でその信号を受け取る
というものです。意外と単純
↑ スレーブ機 ADAT OUTへ接続
↑ マスター機 ADAT INへ接続
■スレーブ機の設定
スレーブ機はとにかくADATで必要な信号を出力します
ここでの例では
・モニター用信号(AUX1~4) → ADAT 1~4へ出力
・SOLO用信号(L/R) → ADAT 5~6へ出力
・マスターアウト信号(L/R) → ADAT 7~8へ出力
↑ スレーブ機のOUT PATCH設定例
■マスター機の設定
マスター機はスレーブ機から受け取ったADAT信号をCASCADE INで受け取ります
・AUX1~4 を ADAT 1~4 に設定
・SOLO を ADAT 5・6 に設定
・STEREO を ADAT 7・8 に設定
↑ マスター機のCASCADE INの設定例
・忘れてはいけないのが、CASCADE IN画面にあるATTENUATIONの設定
#ここでONにしないとマスター機が信号を受け取りません
↑ ATTENUATION の設定例 必要な入力をONにします
これで、スレーブ機の入力信号がマスター機にパッチされます
スレーブ機にマイクを接続し、「はーはー」すると、マスター機で受け取っている事が確認できると思います。
#私はここで、光ケーブルの不調で?になりました。
#うまくいかない場合は物理層も確認してみましょう
ちなみに私は、設定しながら信号確認の為「はーはー」言い続けるのはやりにくいので、
激安べリンガーのケーブルチェッカー兼テストトーン発生器を使用しました
BEHRINGER CT-100 ケーブルチェッカー 某激安店にて¥3,500なり
安っ
ひとつは持っておくべきです。
自作ケーブルのチェック作業だけでなく、出先での回線チェックにも便利です。
仕事とは言え、出先で、しょっちゅう「はーはー」言ってると変態に思われるかもしらんし(?)
■MIDI接続も
で、デジタルカスケード時にMIDIでお互いに接続すると
モニターへの切り替えとかで使う
FADER MODEの切り替えも2台同時に動きます
あと、シーンメモリーも2台同時です
#ライブリハ後のメモリーストア時に1回の操作で2台に同時に保存されて便利です
スレーブ機 OUT → IN マスター機
IN → OUT
こんな感じで普通に接続
これだけでは動きません
設定が必要です
↑ DIO/SETUP で、CASCADE LINK の項目をMIDIに変更
これで、2台がリンク完了です!!
@@おまけ@@
私は、元々旧O1Vインタフェースに慣れていた為、
AUX1~4がモニタとして操作しています
ところが、O1V96の場合はAUX1~4がOMNI OUT(モニタ)とEFFECT両方が割り当てられているみたいです。
しかも、EFFECTボタンがO1V96はひとつです(旧O1Vは2個あります)
という訳で少しでもO1Vライクな操作性にしたいので、
AUX1-4 を OMNIOUT(モニタ)
AUX5-8 を EFFECTとして
↑こんな感じ
デジタル卓は操作に慣れておかないと本番時のトラブルが恐ろしいので、しっかりと予習しときます
STUDIO MANAGER O1V96EDITOR用のファイルも置いておきます
マスター機とスレーブ機両方に対応している(はず)です
参考にどうぞ
▽ダウンロードページへ
※このファイルを使用した結果、いかなる損失があった場合も当方は責任を持ちませんm(_ _)m
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Posted by サウンドクリエイション at 00:40│Comments(2)
│音響
この記事へのコメント
あ。ですね 笑
実はもう、01Vは手放してしまいました。
かなりがんばって使い込んだものだなあと思い出しました
実はもう、01Vは手放してしまいました。
かなりがんばって使い込んだものだなあと思い出しました
Posted by サウンドクリエイション at 2016年06月12日 00:07
こんばんは
6年も前のご投稿に失礼します
マスターのワードクロックをadatにしないとsync errorになりますね
基本的な事だから記載しなかったのかと思いますが
これで数時間悩みましたw
6年も前のご投稿に失礼します
マスターのワードクロックをadatにしないとsync errorになりますね
基本的な事だから記載しなかったのかと思いますが
これで数時間悩みましたw
Posted by 通りすがり at 2016年06月07日 01:18
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